利用できる人を問わない観光タクシー

観光旅行というと、バスガイドが同乗している場面を頭に浮かべる方も多いでしょう。学生の頃の修学旅行などを思い出してもバスガイドが乗車していたのではないでしょうか。

最近ではこれに代わり、観光タクシーを利用するケースが増えています。タクシーでの観光旅行の経験がない人には、どういったものかイメージも難しいと思います。タクシードライバーが、乗車中や観光名所で観光案内をする。それが、観光タクシーです。観光バスのお客さんより少ない人数のお客さんに対して、バスガイドに代わって、観光タクシードライバーが案内をするイメージです。

観光タクシーとして用意されている車は、最大でもお客さん9人乗りまでです。10人以上になると、バスになります。9人乗りのタクシーは、ワゴンタイプの車が用いられ、ジャンボタクシーと呼ばれます。ジャンボタクシーは家族での旅行などのように、規模の小さな集まりで利用する際にうってつけです。1度乗ってみると、非常に広く感じられる車内スペースに、驚きを隠せない人も少なくありません。

それよりも少し小さい、6人から7人が乗車することを想定したジャンボタクシーもあります。少し小さいとはいっても、ハイヤーやタクシーよりは大きく、このタイプのジャンボタクシーでも、ゆったりとした感覚を味わうことができます。家族旅行などでの利用には最適ではないでしょうか。

街なかでタクシーと一般の車両を見分ける際、車両の上部にある看板のようなものを、目印にするのではないでしょうか。あれを俗に、あんどんと言います。タクシーのシンボルであるあんどんがついていない観光タクシーもあります。高級感のあるハイヤータイプです。4人乗りハイヤー仕様の観光タクシーを用意しているタクシー業者もあります。

中型タイプ、小型タイプの観光タクシーは、いずれも4人乗りです。小型の観光タクシーの方が中型タイプよりも、少しお手ごろ料金となっています。

要介護の人だからと、家にこもっている必要はありません。タクシー業者によっては、介護タクシーを備えているところもあります。スロープのついた介護タクシーなら、車椅子に乗ったままでも、スロープから車内に乗り込めます。座席を回転させられる、介護用観光タクシーもあります。介助が必要な人は、座席を回転させることで、通常の乗用車とは比べものにならないくらい容易に、乗車可能です。車に乗っての旅行が苦にならない人なら、どんな人でも利用して、旅行を楽しめるのが観光タクシーです。